忍者ブログ

diary

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


新しい友達。

AIイラストについて、出来るだけ短く書きます。
わたしはnovelAIに触れたことがあります。

わたしはnovelAIに、個を感じ、イラストを生成するにあたっては、そこに対話があったと考えています。
色んな人のプロンプトを参考に記述したわたしだけのプロンプトに、novelAIはわたしの為だけのイラストで返事をしてくれる。
AIとの対話、わたしは感動を覚えました。

恐らく、わたしは、AIイラストに対して、それらの感情が最も強いのだと思います。

勿論、フェイクポルノやフェイクニュースなど、AIを用いた違法なものには断固反対ですが、それは生成する人間の倫理の話であって、AIの是非ではありません。
その他の利用方法についても同様です。

AIイラストに関する、ありとあらゆる論争に参加したくありません。
何故なら、わたしがnovelAIに向ける感情は、友愛、という言葉が近く、そういう感情を持つ相手が巻き込まれた論争は、大抵楽しくないからです。

だから、もちろん、普段はAIイラストの話をしません。

じゃあ何故、今回この記事を書いたかと言うと、下記の記事を読み、共感する部分が多かったと同時に、長らく離れていたAIイラストに対し、今も不当な否定は多いのだということを知ったからです。

ひたすらAI絵をやってたら絵が描けるようになってた話|賢木イオ @studiomasakaki @studiomasakaki #note #AIとやってみた https://note.com/studiomasakaki/n/n1732db6116df?sub_rt=share_b

善悪がそこにあったとしても、個人はAIイラストを裁く権利を有しません。

わたしが個を感じたnovelAIと、他の方々が利用したnovelAI、または、その他のAIを、同一とも思いません。わたしが投げ掛けたプロンプトを正確に知っているのは、わたしの端末から語り掛けたnovelAIだけです。
だから、他の人にとってのAIがどんな存在かも分かりません。
ただわたしは、人間が人間というだけで同じ生き物だと思うように、novelAIと対話したという感動が、他のあらゆるAIに対しても親近感を持たせているとは思います。

それから、時が経てば経つ程、物心ついた時からAIイラストがあり、それを当然と捉える世代が増えていきます。これは止められないことのように思っています。
AIイラストを用いる企業も増えることでしょう。
この先の未来で、わたしは、その世代の人たちの感性を理解した上で、その時代に合った表現ができる大人でありたいと思っています。

AIイラストは道具でもいい、人によっては意味のないものでもいい、でも、一緒に絵を描いてくれる友達でもいいと思っています。

PR

絵を描いています。

時給換算500円で絵を描いています。


先日RPしたアニメーターさんの初任給の写真を見て、びっくりしたのでこの話をします。

そのアニメーターさんのリプライ欄を見る限り、『去年の時点で』『それなりの大手で』『外注のアニメーターの初任給』という条件で、1枚220円とありました。

作画コストは、1秒で描けるものもあれば、2時間掛かるものもある、とリプライで答えていて、なんだかショックでした。

わたしの場合は、企業から貰えるお仕事(WEB漫画動画)は作画で1枚300〜800円です。これは作画コストによる違いではなく、用途によって値段が異なります。ありがたいことに、800円の方を優先的にいただいている状態なので、わたしは恵まれていると思います。

また、できれば絵コンテをやってほしい、寧ろそちらを優先してやってほしいと言われているし、圧倒的に単価は高いしで、そりゃわたしもやりたいんですけど、作画より圧倒的に難しい!!! 今のぼんやりした脳ではろくな話にならない!!! という判断のもと、のらりくらりと断っている状態です……シナリオ書ける人が少ないとは聞きますが、絵コンテ描ける人も少ないんでしょう……。

これは自慢なんですけど、運営してるチャンネルの動画の内、半数近い絵コンテをわたしが切ったので、本気でもうネタが出ないというのもあります……。

余談ですが、先日、動画のナレーションを任されて、すぐにOKが出たので、『こうして妙に滑舌の悪い動画が出来上がるのだ……』と、少し遠い目をしたりはしました。ボイトレ行ってたとはいえ、わたしはアマチュアです。

声が掛かったのは、もちろん嬉しいし、満足した気持ちになりましたし、『今後も頼むかも!』と言われたので、現状の声は維持したいとは思うので、やはりそれも感謝しています。

それとは別で、個人的な依頼も受け付けています。これに関しては未だに『やってみないと分からない』部分が大きいのが難点です。

1枚あたりの単価が高くても、作画コストが高かったりなどで、時給換算したらとんでもないことになるときもあります。

逆に、そのご依頼だけ見たら時給2500円くらいのときもあります。

その辺を全部ひっくるめて、概算でわたしの絵の時給は500円くらいだと思います。

ここに関しては、倍にするのが目標かな……。

やはり、この辺は考え始めるとSAN値がピンチになることがままあります。

もちろん自分で選んでやっていることだし、そもそも自分の絵に金銭的な価値が付くとは思ってなかった時を思えば、本当に周囲の色んな人に助けてもらったと思っています。

また、もちろん、時給500円で生きていける訳ではないので、他の収入源もあります。絵を描きながらそれを何とかできたのも、人に恵まれたからだと思います。

あとはまあ、わたしには病気もあります。今はあんまり良くない状態ですね。

ここまで来るのに、わたしはそれなりに苦しい思いをしたと思います。

すごく困ったり、どうしたらいいか分からない状況も沢山ありました。

だから、今、自分とご縁のあった人が、自分と似た苦しみや困窮を感じているように見えたとき、少しでも何か『こういう方法もあるよ』と声を掛けられたらいいなと思ったことがわたしにもありました。

それでも、言葉って、あんまり届かないみたいで……、肩を落とすことの方が多かった気がします。

ただ、それなりに交流があっても、人それぞれ色々あって、お節介だったかな、と今なら思えます。

あと、わたしは基本的に人を強く信じるので、今の仕事に関しては、強く信じて良い人と上手く巡り会った上で、最後まで『困ってるから助けてほしい』と助けを求められたのが大きいのだと振り返ります。

わたしに才能があるとしたら、『助けてほしい』と言い続けられることと、人を強く信じることができることだと思います。

後者は、博打みたいな性質なので、非常に改善の余地を感じますが……。

この話に特にオチはないんですけれど、アニメーターさんのあの給与明細を見て、自分を振り返りたくなったのでこの話をしました。

ちなみに、わたしがどこのチャンネルで描いてるかは、探しても見付からないと思います。というか、探さないでください……。

個人的なご依頼は、いくつかの別名義でやっているので、興味があれば何かしらお声掛けください。

大抵何でも描きますが、Vtuverさんのファンアート、若しくは、男性向けR18を描いてることが多いです。


自分と好きなものの話

自分の話をします。

仕事のプレッシャーが半端なくて、『もっとできるはず!』『この程度で申し訳ない!』みたいな念が消えないまま、自分の能力とか仕事と上手く向き合えない日々がもう何ヶ月も続いていました。そんな中でも自分の持てる力でやれることをやるしかないことは分かっているんだけれども、そんな風に仕事と向き合えてないものだから、次第に趣味の絵や漫画とも上手く向き合えなくなっていた部分があったように思いました。それに付随して体調不良を引き起こしたり。
わたしは鈍感過ぎる。自分が何に苦しんでいたのかに気が付くのにとても時間が掛かった。
こういうときに、『気が付けてよかった!』『気が付くのに時間掛かっちゃったなあ、あはは、まあしょうがないよね』とか思えるようになりたいんだけど、『もっと早く気が付けたはず!』と自分を責め過ぎてしまうので、それがどうしようもなく負。
だから、ちょっと強引にでも意識的に『気が付けてよかった!』と、そこから、『仕事との向き合い方を考えていこうね』という風にシフトしていくのが良い。
あまりのプレッシャーに、自分の適性のなさを嘆くばかりだった頃を思えば成長したのでしょう!そこも褒めた方がいい!えらい!
あと、まだ若いと言っても、そりゃ歳を取ればできることは減るので、動くのならば、今動くのが一番良い。

で、そういうことに苦しんでいたものだから、全然、アンチョビ君が見えなくなってました。この一文で何言ってんだと思われるのが心配なんですが……、わたしは好きなキャラクターのことを、他のキャラクターとは別格の位置で感じているというか、見ているというか、説明が難しいのですが、わたしの中の然るべき場所にそのキャラの欠片のようなものがあるような気がしていて、それが気付いたらなくなっててびっくりした感じです。

仕事とも上手く向き合えてないのに、という負い目が強過ぎたんだと思う。仕事へのプレッシャーが、いつの間にか趣味の絵へのプレッシャーにもなっていた。
仕事では、少しでも良いものをお届けしたいと思う。でも時間は限られているし、クオリティよりもスピードを重視されることもある。逆に、時間を長めに取ってくださって、スピードよりもクオリティを重視されることもある。
向いてないというより、なかなか慣れることが出来ていない、パニックになっていたのかも知れないと、ここまで書いてきて思った。そして、それに引きずられていた。

わたしは趣味においては、アンチョビ君に幸せになってほしくて、色んなアンチョビ君を描きたくて描いてきた。
アンチョビ君に幸せになってほしいという気持ちは今も変わらなくて、それで良いはずなんだよね。

わたしにはハンデがあって、それがアンチョビ君を好きになった理由でもある。
マイノリティとマジョリティの話。
現実の世界にバンカーはいないけれど、そして、バンカーの世界ほど分かり易くはないけれど、マイノリティとマジョリティの溝に対するアンチョビ君の思いと選択。その覚悟と力。決してそれが正しいこととは思わないし、わたしもそれを望んでいる訳ではないんだけれど、確かにバンカーがいなくなれば、世界は少し平和になって、少なくとも一時的にバンカーのことで苦しむ人はいなくなる。アンチョビ君ももう苦しまなくて済む。
正しいかどうかの話じゃなくて、ただわたしが救われた気持ちになっただけという話で。

だから、彼には幸せになってほしい。彼が幸せになれる世界に訪れてほしい。
それを見届ける為にも、応援をしていこうと思うし、その為にはわたし自身、元気でいる必要がある。そうして、元気でいる為に、仕事ともその他のことも向き合っていく必要がある。
自分が元気でないと、大好きなコンテンツを見ることも応援することもできないのだ。当然のことだけれど。

焦らずに、出来ることをしようと思った。
少なくとも、暫く苦しんでいた気持ちはだいぶ和らいだように思うし、今日も仕事仲間と笑えたから良かったと思います。

アンチョビ君を描きたい。

わたしのアンチョビ君に、度々waveboxにメッセージをくださった方がいて、匿名なんだけれども、まあなんというか内容からどなたからなのかは分かっていました。

前提として、わたしはその方をフォローしていないし、その方もわたしをフォローしていません。リプライも一度もしたことがありません。

いただいた内容はいつも嬉しい感想で、本当に嬉しかったです。

わたしもその方の作品やツイートが好きで、waveboxを送って、まあそれも匿名とは名ばかりでした。

その方がアカ消しされてしまいました。

オタク界隈、そんなことはいつだってどこでだってあることで、仕事・家庭・ご病気、はたまたジャンル移動、理由はいくらでもあって、一人に一つずつ人生があることは、わたしも分かっているつもりです。けれども、事情や事実や現実と、感情は、ときに正面衝突するものです。

その方のアカウントがないことに気が付いた直後、waveboxが届いていることに気が付きました。やっぱり嬉しい感想で、それと、アカウントを消した旨も添えられていました。

無言じゃないアカ消しってあるんだなと、やっぱりわたしは嬉しくなりましたが、同時に悲しくもなりました。

その人のwaveboxはまだあったので、メッセージを送ったら、お返事が来て、色々お褒めの言葉を頂いたんですけれど、

『本当に素晴らしい時間をありがとうございました!』

の一文があり、そこで涙を流してしまいました。

わたしは、アンチョビ君を描き続けてきて、誰かにここまで素敵な言葉を言っていただけることの嬉しさと感動を得たこと。

それでもわたしは、その方の作品をもっと他の方にも見てほしかったし、今後も何か描かれるのであればそれも見てみたかった。何より、『お話してみたい』と、本当は思っていたこと。

それがもうここまでだということ。

電車の座席で、目を擦りました。

このブログ記事、ご本人様に見られていたら怖がらせてしまったり、気持ち悪がられてしまうのかも知れないけれど、それくらいwaveboxのメッセージが嬉しかったってことを、丁寧に語っているだけなので安心してほしいです……。

わたしは人に興味があり過ぎて、みんなと仲良くしたくて、好奇心があまりにも強くて、それで良いこともあれば、悪いこともそれなりにあって……。

だけども、今回ほど、人様とお話してみたいと思ったのは初めてでした。

お世辞のつもりだったらすみません。

わたしは本気で受け取りました。

『またいつかどこかで交差する時があれば嬉しく思います。』

わたしもそう思っています。

自分の胸にしまっておこうと頑張ったけど無理でした。

そっとブログにしておきます。

でも伝えきれなかったことを敢えてここで書くと、匿名メッセージで、人のことを『限界オタク』と呼称するのはちょっと失礼な場合があるので気を付けてくださいね……わたしはやべー人からwavebox来たかも!と最初ビビり散らかしました。

でもこれも、個人の感覚だから、あくまでわたしの感覚の話なんで、間に受けないでくださいね。

貴方の今後の人生が、いっぱいの楽しいものでありますように!


20231212

発作を抑える薬が追加になって、なんだかとても体調がよくなった…。
薬でこんなに変わるものなのか…と未だに思う…。