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diary

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自分と好きなものの話

自分の話をします。

仕事のプレッシャーが半端なくて、『もっとできるはず!』『この程度で申し訳ない!』みたいな念が消えないまま、自分の能力とか仕事と上手く向き合えない日々がもう何ヶ月も続いていました。そんな中でも自分の持てる力でやれることをやるしかないことは分かっているんだけれども、そんな風に仕事と向き合えてないものだから、次第に趣味の絵や漫画とも上手く向き合えなくなっていた部分があったように思いました。それに付随して体調不良を引き起こしたり。
わたしは鈍感過ぎる。自分が何に苦しんでいたのかに気が付くのにとても時間が掛かった。
こういうときに、『気が付けてよかった!』『気が付くのに時間掛かっちゃったなあ、あはは、まあしょうがないよね』とか思えるようになりたいんだけど、『もっと早く気が付けたはず!』と自分を責め過ぎてしまうので、それがどうしようもなく負。
だから、ちょっと強引にでも意識的に『気が付けてよかった!』と、そこから、『仕事との向き合い方を考えていこうね』という風にシフトしていくのが良い。
あまりのプレッシャーに、自分の適性のなさを嘆くばかりだった頃を思えば成長したのでしょう!そこも褒めた方がいい!えらい!
あと、まだ若いと言っても、そりゃ歳を取ればできることは減るので、動くのならば、今動くのが一番良い。

で、そういうことに苦しんでいたものだから、全然、アンチョビ君が見えなくなってました。この一文で何言ってんだと思われるのが心配なんですが……、わたしは好きなキャラクターのことを、他のキャラクターとは別格の位置で感じているというか、見ているというか、説明が難しいのですが、わたしの中の然るべき場所にそのキャラの欠片のようなものがあるような気がしていて、それが気付いたらなくなっててびっくりした感じです。

仕事とも上手く向き合えてないのに、という負い目が強過ぎたんだと思う。仕事へのプレッシャーが、いつの間にか趣味の絵へのプレッシャーにもなっていた。
仕事では、少しでも良いものをお届けしたいと思う。でも時間は限られているし、クオリティよりもスピードを重視されることもある。逆に、時間を長めに取ってくださって、スピードよりもクオリティを重視されることもある。
向いてないというより、なかなか慣れることが出来ていない、パニックになっていたのかも知れないと、ここまで書いてきて思った。そして、それに引きずられていた。

わたしは趣味においては、アンチョビ君に幸せになってほしくて、色んなアンチョビ君を描きたくて描いてきた。
アンチョビ君に幸せになってほしいという気持ちは今も変わらなくて、それで良いはずなんだよね。

わたしにはハンデがあって、それがアンチョビ君を好きになった理由でもある。
マイノリティとマジョリティの話。
現実の世界にバンカーはいないけれど、そして、バンカーの世界ほど分かり易くはないけれど、マイノリティとマジョリティの溝に対するアンチョビ君の思いと選択。その覚悟と力。決してそれが正しいこととは思わないし、わたしもそれを望んでいる訳ではないんだけれど、確かにバンカーがいなくなれば、世界は少し平和になって、少なくとも一時的にバンカーのことで苦しむ人はいなくなる。アンチョビ君ももう苦しまなくて済む。
正しいかどうかの話じゃなくて、ただわたしが救われた気持ちになっただけという話で。

だから、彼には幸せになってほしい。彼が幸せになれる世界に訪れてほしい。
それを見届ける為にも、応援をしていこうと思うし、その為にはわたし自身、元気でいる必要がある。そうして、元気でいる為に、仕事ともその他のことも向き合っていく必要がある。
自分が元気でないと、大好きなコンテンツを見ることも応援することもできないのだ。当然のことだけれど。

焦らずに、出来ることをしようと思った。
少なくとも、暫く苦しんでいた気持ちはだいぶ和らいだように思うし、今日も仕事仲間と笑えたから良かったと思います。
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