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diary

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補足

王国IFチョコ君についての補足。

※TLで見た人様のツイートや、人様の王国IFに影響を受けている場合があります。
※公式様が全てだと思っています。その上で、設定を改変した二次創作を楽しんでいます。



結論だけ言うと、『チャーリーとの交流があった鐘木チョコであるが、チャーリーに救われなかった世界線である』です。

とりあえずわたしの考え方。

描きたいものの為に必要な要素や動かせない部分
・鐘木チョコは甘軍所属である。
・ホワイ・Tは鐘木チョコに原作と同程度・同等の興味を持っている。
 →鐘木チョコは原作と同程度、チャーリーとの交流を経ている。

上記の為に動かすことが必要な要素
・チャーリーは鐘木チョコを救うことが間に合わなかった。
・チャーリーが組織を脱退する場面に鐘木チョコは居合わせなかった。

これらを満たしつつ、出来るだけ原作の設定を歪め過ぎない、変更点を最小限にする方法が、『鐘木チョコは最初から女の子である』でした。
不謹慎承知で、性差の話になりますが。
鐘木チョコの生い立ち的に、大人への不信感は強く、それが女の子だった場合、特に『男性の大人』への不信に強く繋がるように思っています。なので、チャーリーに心を開くのにも時間が必要であったし、チャーリーとしても『深く傷付いて強がっている女の子への適切な対応』として、対応を変えていたと思っています。
なので、チューイン軍曹をきっかけとした組織の真実を知る場面に鐘木チョコが立ち会うことはなく、チャーリーは別の形での組織脱退、または、『あの場面の鐘木チョコのポジションを、別の少年が担った』可能性が出てきます。
どちらかというと後者を想定しています。
そして、その時点において、鐘木チョコの心は癒えてはおらず、チャーリーに救われていない状態のまま組織に残留となります。
これは、『原作で組織に残された子供たち側に鐘木チョコが含まれた』形になります。

鐘木チョコが、チャーリーと志を共にしない場合、物語は鐘木チョコの為のものではなく、別の少年の為のものとなり、わたしはそこで、鐘木チョコを『救済される側』のキャラクターとして、救済に結び付く前の絶望的な場面を描きたいと思っているみたいです。

ざっくりとした設定
この女の子の鐘木チョコは、チャーリーのことは悪く思っていません。寧ろ、信じていいのかどうかで、ぐらついているくらいのところでした。なので、あと一歩だったんです。その一歩が、間に合いませんでした。
その為、組織には勿論、懐疑的ですが、入団直後からホワイ・Tに目を付けられていた為、恐怖により、どんどん反抗の意志を削がれていきます。
鐘木チョコは、チャーリーとの訓練時代、療養の一環として日記を付けさせられており、その日記を元に、チャーリーと過ごした毎日のことをホワイ・Tに話すよう強要されます。
『こんなことがあった』『こんな会話をした』程度のものではなく、日記の記述を元に、より正確に、その日の訓練メニューから、何時のどんなタイミングでどんなことを言われたのか、それに対しどう返したのか。記憶が曖昧で言い淀めば、『何故覚えていないのか?』という点を叱責され、それを逃れたくて嘘で言い逃れをしようにも、鐘木チョコは嘘が得意ではなく、ホワイ・Tも鐘木チョコの嘘をすぐに見抜きます。
また、チャーリーに対して反抗的だった鐘木チョコの言葉にも、内容によっては『何故チャーリーくんにそんなことを言ったのか?』と責められることもあり、結局のところ、鐘木チョコにとって、チャーリーの話をホワイ・Tに聞かれることは、どう転んでも地獄のようなことになります。
その為、鐘木チョコが、チャーリーと再会できたとしても、かつての『この人は信頼してもいいかも知れない』という感情は、黒く塗りつぶされ、更に悪化した状態での再開となると思います。


上記は全て、『その絶望を描きたいと思った』という超個人的な趣味による話です。
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