『推し活で無理しちゃよくないよ』的な言説について。
そういった話は、『飛び越えてはいけないラインを既に飛び越えてしまった人向け』であることと、『発信者様の周囲には、既に飛び越えてしまった人がいるのだろうな』ということを考えます。
具体的に言うと、病名が付くかどうかでしょうか(これもケースバイケースなのでしょうが…)。
『生活がやばい』とか、『先々のことを考えてない』とか、色々あると思うんですけど、結局のところ、『自分の意思でそうなっているのかどうか(病気に人生を支配されていないかどうか)』が重要だと思う反面、自分の意思かどうかの判断が出来ない人に病名が付くのであって……。
究極的には、倒れない程度に生活を切り詰めることも選択肢の一つだとは思う。
ただ、無理して1万円の課金をして、暫く何も出来ないより、余裕を持って1000円の課金を細く長く投げ続ける方がいいのかなとかも思う訳で。
数十万、数百万を短期間に出せる瞬間火力の高い人は、その限りではないけれど。
ネットの知り合いに対しては、何も出来ないのがほとんどなので、その結果として『推し活で無理しないで!!!』と遠回しに言うくらいしか出来ないという気持ちから生まれる言説なんじゃないかな……。
『そんなことしてたら倒れちゃうよ!』と心配な気持ちも、相手との距離感や関係性、性格によっては、ただのお節介です。ていうか、大抵の場合はそう。
それから。
体裁を保てているかどうかも重要で、我が身を顧みることもなく、異常なのめり込み方(収支バランスが大きく破綻したグッズ購入や、生活スペースに問題が出る程の過剰な収集癖など)を赤裸々に公開する(心配されたり、避けられたりすることが想定出来ない)ことも、一つのラインだとも思います。
……と、色々思ったことを綴ったけどね!
とにかく全てにおいてケースバイケースですからね!
壊れた物は基本的には戻らないし、粉々の心が、推し活で少しでも形を思い出したり、新しい形が見付かりそうだと言われると、ただただ心が痛むのです。
わたしにも心当たりはあるので。
わたしはどうやら行動力がある方らしい(自覚なし)ので、どちらの立場においても、気を付けていきたいところではあります。