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【感想】ウソツキ!ゴクオーくん第115話

この話は完全に初見でした。
感想書くかどうか迷ったけど。
嘘の付けない舌になった状態での最後のセリフが物凄く刺されますね。この漫画の根底の設定の理解があるからこそ感じる痛みだと思いました。

わたしが前戸くんだったら、相手に大切なものをありったけ持ってこさせて、それを目の前で『自分で壊して』って言うと思う。
同じではないけど、目に見えない傷で、取り返しのつかないもの。
何より、自分のリスクを最小限に抑える選択をすると思う。最低だとは思う。

でも裏を返せば、自分の人生に大切なものがあるから、相手の人生にも大切なものがあって、それが渾身のダメージになると思ってるからで。
ちょっと逸れたけど、そういうことを考えさせられた。

殴るという選択への言及は、わたしには難しい。

1巻から読んできて、これだけ長く見てきたキャラに対して『明確な理由を持って、このキャラが嫌い』と思ったのは初めてだった。
そう思わせられることも漫画家としてすごい技量だと思います。
現実には、人は滅多に変わりはしない。
だからこそこのお話がしんどいと思ったのだと思います。
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